(元)理系女子の遠吠え

某理系大学院→メーカー営業職→訳あってOL→会社辞めて翻訳業を志している者のブログです

ジョブディスクリプションて素敵だと思う

現在私は、ある会社から業務の一部を委託される形で働いている。仕事の内容は難しく無く、希望すれば自宅での作業も可能だ。ただ、外に出たいので、週に3回オフィスに行っている。

頼まれた仕事をやって、仕事量に応じて報酬が支払われる。非常にシンプルだ。最初に契約した内容以外の仕事をやらされることは無いし、残業もない。今の働き方は結構気に入っている。

しばらくの間は、この仕事をしながら翻訳の勉強をするつもりだ(勉強の方は中々進捗しないが・・)。

 

前職では、一応正社員として働いていた。そこで大きなストレスとなっていたのは、「どこまでが自分の仕事なのかが曖昧」ということだった。一応、仕事の分担表のようなものはあったが、そこに書かれている自分の業務だけをやっていれば良いかというとそういう訳ではなかった。自分の担当でなくても、やる必要があった。率先して他人の業務を自分がやります、という姿勢を見せ続けないといけないのがしんどかった。

 

別に他人の業務は一切手伝いたくないとか、そういう訳ではない。わざわざ複数の人間が集まって仕事をしているのだから、お互いに助け合う気持ちはあったほうがいいとは思う。ただ、自分に振り分けられた業務以上のことをやっていないと時に注意される、知らないうちに他人の業務が自分の担当にすり替わっている、等のことが起こると、正直納得できなかった。

 

海外では、職務内容を記述したジョブディスクリプションというものが一般的らしい。とても羨ましい。この国にもあって欲しかった。個々人の業務範囲が明記され、それに従って仕事をした方が全体としては効率的だと思うのだが・・。付き合い残業とかも無くなりそうだし。

 

私の性格の偏り(決められたことをその通りにやるのが好き、融通が利かないとも言う)から考えても、また正社員に戻って働きたいという気持ちは、今のところあまり無い。